gobou_5b’s blog

作業などの記録です

DC-DC Boost Converter Step Up Module

 

マイコン・LED駆動用のDCDCコンバータが欲しかったので、eBayにて84円で購入しました。

 

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販売ページより引用

Specification:
Input voltage: 1V~5V
Output voltage: 5V
Output Current: 500mA
PCB size: 17.55mm*25.22mm*5.85 mm
En bloc Size: 17.55*32.53*8.3mm
Net weight:4g
weight:14g

入力に単3電池2本を使えば出力電流は500~600mA、1本の場合200mAだそうです。

本当にこのスペックが出れば、わざわざ秋月で

5V出力コイル一体型昇圧DCDCコンバータ

を買う必要が無くなるのですが...

それでは検証していきます。

 

 

外観

IC、インダクタ、ダイオード、チップコンデンサ、LED、抵抗が乗っており、見た目は非常にシンプルです。

何故か出力側がUSB-Aメス対応になっているため、2.54mmのピッチと合いません。

当然の如く入力側もピッチがあっていません。

とりあえずハンダ付けをして電源を引き出すことにします。

 

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電源を供給するだけでLEDが光るためかなり鬱陶しいです。

消灯できないので、省電力のデバイスを作る場合はLEDを除去したほうが良さそうです。

 

性能

電源装置から1.5V、3Vを入力し、電圧対電流をプロットしてみました。

 

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入力3Vの場合は200mA、1.5Vの場合は100mAを超えたあたりで電圧が大きく下がっています。

意外に健闘していますが、公称の半分程度しか性能が出ていません。

また、測定開始直後は全体的に0.2Vほど低い値を出力していました。

しばらくすると5V前後で安定したため、温まってくると出力が安定するのかもしれません。

結論

公称スペックには遠く及びませんが、期待していたよりもましな性能でした。

マイコンとLEDぐらいなら十分動かせそうです。

ただし、信頼性や耐久性を考えると信頼できるものを買ったほうが良いかもしれません。